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高校生ICT Conference2013 サミット
2013年11月3(日)に、「高校生ICT Conference2013 サミット」を開催いたしました。

サミットでは、「考えてみよう!情報モラル・情報リテラシー教育の5W1H」をテーマに、高校生が議論(熟議・提言資料作成)と発表を行いました。

開催概要

日時及び場所 2013年11月3日(日) 13:30-17:00
東京ユビキタス協創広場 CANVAS(内田洋行)
東京都中央区新川2-4-7(八丁堀駅/茅場町駅)
テーマ 「考えてみよう!情報モラル・情報リテラシー教育の5W1H」
参加人数 熟議参加生徒:5人
見学者:55人(教員・教育関係者15人、その他40人)
合計:60人
参加校 【北海道】北海道札幌東豊高等学校
【栃木県】栃木県立宇都宮北高等学校
【奈良県】奈良県立奈良朱雀高等学校
【大阪府】羽衣学園高等学校
【大分県】大分県立別府羽室台高等学校

プログラム

開会の挨拶

【開会の挨拶・講演】
内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付
参事官(総合調整第一担当・青少年環境整備担当)
山岸 一生 様
  

高校生の最終提言に対して期待のお言葉を頂きました。

第一部:事業者による講演

【事業者による講演】
【講演タイトル】
 ・「How Search Works(検索の仕組み)」(グーグル株式会社)
  事業者の講演

グーグルの検索の仕組みについて、分かりやすく解説していただきました。

第二部:熟議「考えてみよう!情報モラル・情報リテラシー教育の5W1H」

まず全体の進行役の羽衣学園高等学校 米田 謙三 先生より本日の大まかな流れとこれまでの主旨を説明していただきました。
アイスブレイクとして各メンバーの自己紹介と、高校生が選んで買ってきたお土産の説明や自分のニックネーム、はまっていること、意気込みなどを発表しました。最初は緊張していましたが、だんだんと和やかになってきました。
  アイスブレイク

【グループ熟議・提言資料作成】
書記の紹介や参観の関係府省庁、事業者、教職員、地域ボランティア等の方々からもコメントをもらいながら、熟議が始まりました。
「青い付箋」には各地でやってきた熟議を通してネット関係の課題・問題点をまとめ、「赤い付箋」には5W1Hを入れて小中学生・高校生・大人(保護者、関係府省庁、事業者)に向けて考えてほしいこと、そして「黄色い付箋」には高校生としての主張を書き出し、最終発表にまとめていきました。
  グループ塾議

その後、模造紙にまとめた付箋を確認しながら、お互いに役割分担を決めてその内容をプレゼンテーションソフトにまとめて、発表方法も自分たちで考えて決めていきました。
※第二部の「グループ熟議」の詳細は「高校生ICT Conference2013 サミット 熟議録」をご参照ください。

第三部:提言発表

【(1)提言発表】
制限時間のある中5名で、上手に発表してくれました。

≪発表内容≫
輝かしい未来に向けて私達が出来る事と題して、小中学生に向けては、これからの安全のために、モラルとして対人関係、人のことを考える、人の存在を認識すること。また、家庭でのルールを作り、ケータイの置き場所を決め、親の所有物であるということを認識させること。フィルタリングをする意味をより具体的に先輩姉兄などの体験談などを交えて伝えること。小中学生と一緒に考える機会としてクラス会をすることなどが挙げられました。
  グループ発表1

保護者や先生などの大人に向けては、親に分かってほしいこと・家族に向けてとして、機械の操作方法、家庭でのルールを作り、高校生が使っているネット環境を親も持ち、スマホにしてほしいこと。また、プライバシーは守ってほしいこと。そして、子どもに合わせた機能のケータイを渡してほしいことが挙げられました。
  グループ発表2

行政に向けては、現場をサポートしてほしいとして、レベル分けや地域分けをした、より密着したマニュアルがほしいということ。また、授業の中に情報モラルの授業を作り小中学生にはモラルについて、高校1年生からは依存についてなどをテーマにすることが挙げられました。
ケータイ事業者に向けては、企業と私達お互いのためとして、販売店できちんとレクチャーを聞かないと購入できないようにしてほしいこと。また、ユーザーに合わせた機能のケータイを作ってほしいこと。そして、利用規約はまとめたり簡略化して分かりやすい努力をしてほしいことが挙げられました。ゲーム事業者に向けては、広告の一部を、例えば2時間起動していますなどの注意勧告の項目にしてほしいこと。疑似体験アプリであえて悪い方向に進むアプリを出してほしいことなどが挙げられました。
  グループ発表3

最後に自分たち高校生に向けては、現場を知っているのは私達であり、同じ目線で話したら伝わりやすいということ。リスクをかける価値があるのかきちんと判断すること。インターネットの大きさをきちんと理解すること。友達とのルールを作って横の関係で助け合うことが挙げられました。私達が出来る事としては、「ネット依存」に関しては友達同士できちんとルールを決めること、インターネットの常識・情報の正確性については日常の雑談の中で話せるようになることなどが挙げられました。
  グループ発表4

【(2)講評】
講評を茨城県メディア教育指導員連絡会 会長 堤 千賀子 様、栃木県立馬頭高等学校 校長/全国高等学校長協会 生徒指導研究委員会 委員長 田代 和義 先生よりいただきました。お二人から、本日の熟議でのやり取りや発表に関して丁寧な講評をいただきました。
  講評1
  講評2

【(3)集合写真撮影】
最後に全体で集合写真を撮影しました。今回の参加メンバーから、12月18日の内閣府「青少年インターネット環境の整備等に関する検討会」に参加する代表3名を選考して、高校生ICT Conference2013 サミットを終了しました。
  集合写真

「開催報告書」他

「高校生ICT Conference2013 サミット 開催報告書」(PDFファイル)
高校生ICT Conference2013 サミットの開催報告書です。
「高校生ICT Conference2013 サミット 熟議録」(PDFファイル)
高校生ICT Conference2013 サミットでの発言がご覧いただけます。
「高校生ICT Conference2013 サミット プレゼン資料」(PDFファイル)
高校生ICT Conference2013 サミットでの提言資料がご覧いただけます。
「高校生ICT Conference2013 サミット アンケート結果」(PDFファイル)
高校生ICT Conference2013 サミットのアンケート結果がご覧いただけます。
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