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第一回 高校生ICT Conference2014 in 大分
2014年8月30日(土)、「第一回 高校生ICT Conference2014 in 大分 〜考えよう!これからのスマートなネットの使い方・あり方〜」と題し、高校生ICT Conferenceを開催しました。

第一回は高校生、教員、企業関係者など91名の参加者を得て、「小中学生に伝えたい 情報モラル」をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いましたので、その模様をお伝えします。

開催概要

日時及び場所 2014年8月30日(土) 13:30-17:00
ホルトホール大分
参加人数 参加生徒:43人
見学者:48人(教員・教育関係者21人、その他27人)
合計:91人
参加校 【大分県】
大分県立大分豊府高等学校、大分県立大分鶴崎高等学校、
大分県立情報科学高等学校、大分県立別府青山高等学校、
大分県立大分工業高等学校、大分県立大分南高等学校、
大分県立大分雄城台高等学校、大分県立宇佐産業科学高等学校、
大分県立佐伯鶴城高等学校、大分県立由布高等学校、
大分県立大分舞鶴高等学校、大分国際情報高等学校

開会の挨拶

【開会の挨拶・講演】
内閣府 政策統括官(共生社会政策担当)付参事官補佐
鈴木 敦 様
  

まず始めに、内閣府の鈴木様から開会のご挨拶をいただきました。鈴木様からは、高校生ICT Conferenceが、高校生の言葉を直接内閣府の会議において提言として伝えることができるユニークな取組みであること、また、内閣府がどういったことを行っている組織なのかについて、分かりやすくご説明いただきました。

第一部:関係団体・事業者による講演

【サイト運営会社による講演】
事業者の皆さんに、本日のテーマである「小中学生に伝えたい 情報モラル」に基づいて、ヒントとなるお話しや様々な事例をご説明いただきました。また、各社において実施されているネットにおける青少年保護の取組みや、会社での仕事の模様について、動画等を使いながらご紹介をいただきました。高校生だけでなく、参観者の皆さんにも大変ためになるお話しでした。

【講演タイトル】
 ・「『高校生の思いや考え×コミュニケーションの力』で社会にムーブメントを!」
  (株式会社ミクシィ)
 ・「楽しいコミュニケーションを考えよう 〜知識と意識と、人とのちがい〜」(LINE株式会社)
 ・「これからのネット社会を生きぬく力とは? 〜デジタルネイティブな皆さんへ〜」
  (株式会社ディー・エヌ・エー)
  事業者の講演

各プレゼンの内容は非常にユニークなものもあり、時には真剣に、また時には笑いを交えながらご説明いただきました。参加生徒はメモをとりながら事業者の皆さんの講演を真剣に聞き、次の熟議に備えていました。

【参加校学校紹介及びグループ分け】
まず、司会より本日の熟議のテーマやICT Conferenceの進め方に関する説明がありました。その後、各参加校のリーダーが、学校の紹介と今日の意気込みを発表しました。どの学校もやる気にみなぎっています。
  学校紹介

また、ファシリテーターや書記の皆さんからも自己紹介をいただき、グループ分けして5つに分かれて熟議を開始しました。
  ファシリテーター・書記紹介

第二部:熟議「小中学生に伝えたい 情報モラル」

【グループ熟議】
グループに分かれた後、大分の関係者や学校の先生がファシリテーターや書記となり、熟議を開始しました。
  グループ塾議1

まず、各グループメンバーで自己紹介を行い、参加している高校生の緊張感も徐々に和らいできました。高校生の皆さんは、司会より説明のあった3つのテーマ(1.自分たちが考えるネット関係の課題・問題点、2.高校生ができる情報モラル教育、3.「なぜ」自分たち高校生は2で考えた情報モラル教育ができるのか)についてポストイットに書き出し、模造紙に考えをまとめていきました。まとめる模造紙のスペースが足りなくなる程、沢山の意見が高校生から出され、限られた時間の中で発表する内容を吟味、まとめていきます。
  グループ塾議2

プレゼンいただいた企業の方や関係者の方もサポーターとしてグループの検討の輪に入り、時には質問に答えて、また時には検討のヒントになる情報をご提供いただきました。少しだけ時間をオーバーしてしまうグループもありましたが、ほぼ予定どおりの時間で発表内容をまとめることができました。
  グループ塾議3

※第二部の「グループ熟議」の詳細は「第一回 高校生ICT Conference2014 in 大分 熟議録」をご参照ください。

第三部:グループ発表

【(1)グループ発表】
発表したいグループに挙手をしてもらい、発表の順番を決めました(発表順は、2班、1班、5班、4班、3班の順)。発表では、高校生は小中学校生と同じ立場にたって情報モラルを教えることができる!!といった主張や、イラストを交えて分かりやすく説明を行うグループ等、各グループが個性を出し合って発表をしてくれました。また、小中学生に何を伝えるべきか(自分達自身が加害者になる可能性がある、無料通話アプリでのトラブル等)、またどのような方法で伝えるのか(劇や紙芝居等)についても、様々な意見が出されました。
  グループ発表1
  グループ発表2
  グループ発表3

【(2)講評】
大分県教育委員会 教育次長 落合 弘 様より、本日のICT Conferenceに関する講評をいただきました。ネットは大変便利なものであるが、自分や他人を苦しめることや傷つけるケースがあることを、事例を交えてお話しいただきました。また、今後どうやってこの問題を解決していくかは高校生の皆さんにかかっているといった点や、今日のICT Conferenceの発表を聞いて光明が見えたといった点についてもお話しをいただきました。
  講評

最後に、司会より次回の予告や今後の予定について紹介があり、第一回大分の高校生ICT Conferenceを終了しました。

「開催報告書」他

「第一回 高校生ICT Conference2014 in 大分 開催報告書」(PDFファイル)
第一回 高校生ICT Conference2014 in 大分 の開催報告書です。
「第一回 高校生ICT Conference2014 in 大分 熟議録」(PDFファイル)
第一回高校生ICT Conference2014 in 大分 での発言がご覧いただけます。
「第一回 高校生ICT Conference2014 in 大分 アンケート結果」(PDFファイル)
第一回高校生ICT Conference2014 in 大分 のアンケート結果がご覧いただけます。
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