EMAモバイルコンテンツ審査・運用監視機構
HOME > 啓発・教育プログラム > セミナー・シンポジウム > 高校生ICT Conference2014 サミット
高校生ICT Conference2014 サミット
2014年11月3日(月)に、「高校生ICT Conference2014 サミット」を開催いたしました。

サミットでは、「考えよう!これからのスマートなネットの使い方・あり方」をテーマに、北海道・東京・大阪・奈良・大分からのそれぞれ代表者1名と、今年度は沖縄からの招待参加を含め、合計6名の高校生が、各開催地の結果を持ち寄り、最終提言をまとめるための熟議を開催しました。

開催概要

日時及び場所 2014年11月3日(月) 13:30-17:00
東京ユビキタス協創広場 CANVAS(内田洋行)
東京都中央区新川2-4-7(八丁堀駅/茅場町駅)
テーマ 「考えよう!これからのスマートなネットの使い方・あり方」
参加人数 熟議参加生徒:6人
見学者:45人(教員・教育関係者16人、その他29人)
合計:51人
参加校 【北海道】北海道札幌月寒高等学校
【茨城県】水戸葵陵高等学校
【大阪府】羽衣学園高等学校
【奈良県】奈良県立王寺工業高等学校
【大分県】大分県立別府青山高等学校
【沖縄県】沖縄県立南風原高等学校(招待参加)

プログラム

開会の挨拶

【開会の挨拶】
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課
課長 佐野 究一郎 様
  

内閣府 政策統括官(共生社会政策担当)付参事官補佐
鈴木 敦 様
  

開会の挨拶では、本日の高校生の議論、そして最終報告会での提言に対しての期待のお言葉をいただきました。

第一部:熟議「考えよう!これからのスマートなネットの使い方・あり方」

まず全体の進行役の羽衣学園高等学校 米田 謙三 先生より本日の大まかな流れとこれまでの主旨を説明していただきました。
アイスブレイクとして各メンバーの自己紹介と、高校生が選んで買ってきたお土産の説明や自分のニックネーム、意気込みなどを発表しました。最初は緊張していましたが、だんだんと和やかになってきました。
  アイスブレイク1
  アイスブレイ2

【グループ熟議・提言資料作成】
書記や参観の関係府省庁、事業者、教職員、地域ボランティア等の方々からも自己紹介をいただき、熟議が始まりました。
各地域で行った熟議を思い出しながら、青い付箋を使って「高校生だからこそ小中学生に伝えることができる情報モラルとは何か」についてまとめ、また赤い付箋を使って「2020年のICT環境を見据えて、ネットを安心、安全に使うために身につけておくべきことは何か」を模造紙にまとめていきました。
時には、参観の皆さんにも質問をしながら、フィルタリングや有料のサービスに関するコメント等も参考にして、最終発表の内容について考えていきました。
  グループ塾議1
  グループ塾議2
  グループ塾議3
  グループ塾議4

その後、模造紙にまとめた付箋を確認しながら、お互いに役割分担を決めてその内容をプレゼンテーションソフトにまとめて、発表方法も自分たちで考えて決めていきました。
  グループ塾議5
  グループ塾議6

※第二部の「グループ熟議」の詳細は「高校生ICT Conference2014 サミット 熟議録」をご参照ください。

第二部:提言発表

【(1)提言発表】
制限時間のある中、6名で上手に発表してくれました。

≪発表内容≫
タイトルは「ネットとの上手な付き合い方」です。まず「ネットをスマートに利用した2020年のライフスタイルを創造しよう」というテーマについて、ネットには何が必要かについてまとめ、知識として考える力が必要であり、光と影があること、また、思いやりとして言葉使いと相手の気持ちを考えることが必要であることが挙げられました。
二つ目のテーマである「小中学生がネットを安心・安全に使うために身につけておきたいこと」では、小中学生に伝えることとして、子供たちへは、親とルールを決めること、フィルタリングをつけること、ネットの仕組みや怖さを知ることについて発表がありました。また、保護者へは、フィルタリングの知識を身につけてほしいといったことや、個人情報の大切さを訴えていました。
  グループ発表1

最後のテーマである「2020年までにネットを安心・安全に使うために身につけておきたいこと」では、未来へ向けてと題し、受け身にならないで、ネットはあくまでも「ツール」であるということ、ネットとの付き合い方を考え直して、ネットから逃げないこと、信頼することが必要なのではという提言を発表しました。
  グループ発表2

提言発表後、発表者6人が、それぞれに考え感じたことを一言ずつ述べましたが、それぞれに今回のテーマについて深く考えていることが感じられました。会場からは大きな拍手をいただき、発表を終えました。
  グループ発表3

【(2)講評】
講評をKDDI研究所 研究主査/青山学院大学ヒューマン・イノベーション研究センター 客員研究員 博士(メディアデザイン学) 齋藤 長行 様より本日の講評いただきました。OECDでのご活動も交えてグローバルな視点から、本日の熟議でのやり取りや発表に関して丁寧な講評をいただきました。
  講評

【(3)集合写真撮影】
最後に全体で集合写真を撮影しました。今回の参加メンバーから、12月16日の内閣府「青少年インターネット環境の整備等に関する検討会」に参加する代表2名を選考して、高校生ICT Conference2014 サミットを終了しました。
  集合写真

「開催報告書」他

「高校生ICT Conference2014 サミット 開催報告書」(PDFファイル)
高校生ICT Conference2014 サミットの開催報告書です。
「高校生ICT Conference2014 サミット 熟議録」(PDFファイル)
高校生ICT Conference2014 サミットでの発言がご覧いただけます。
「高校生ICT Conference2014 サミット プレゼン資料」(PDFファイル)
高校生ICT Conference2014 サミットでの提言資料がご覧いただけます。
「高校生ICT Conference2014 サミット アンケート結果」(PDFファイル)
高校生ICT Conference2014 サミットのアンケート結果がご覧いただけます。
EMA 策定基準
認定制度・申請書類
認定サイト情報
啓発・教育プログラム
会員お申込み
会員サイト
関連リンク
個人情報保護方針